昨年の9月からほぼ毎月、バークシャーを買い増しし続けているのですが久しぶりにバークシャー以外の銘柄にも投資したくなり今月はバークシャー、TSMC、トランスダイムの3名柄を購入しました。
購入した株数と株価は以下のとおりです。
BRK:$184.79×3
TSM:$52.43×2
TDG:$303.36×2
TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)
TSMCは半導体を製造している会社で顧客にはApple、NVIDIA、AMD、Qualcomm、SONYなどがいます。
半導体ということで景気影響を強く受けると思いきやリモートワーカーの増加によるPC売上増・データセンターへの投資増加などによりコロナの影響は案外少ないようです。
5G・IoTへの期待は大きく半導体市場はまだまだ成長するでしょう。
TSMCはファウンドリー市場のシェアが約50%で技術力も高いです。
ファーウェイは米国からTSMCに対してファーウェイの半導体を製造するなと圧力を受けていたりするため他社にも製造してもらいたいところのようですが他のファウンドリー会社では技術力・生産力が足らず半導体メーカーはなかなか他社に乗り換えられない状態です。
TSMCは1株の株価が安いので割高・割安などはあまり気にせず、これからちびちび買い増ししていきます。
台湾株の税金は21%と高いですがTSMCはいい会社だと思うので我慢します。
トランスダイム・グループ
トランスダイムはバフェットがおすすめしている「破天荒な経営者たち」という本の中で紹介されていた銘柄です。
2010年代のリターンがトップクラスだったということもあり、航空機コンポーネントの設計・製造・販売という地味な事業ではありますが有名な会社です。
航空関係の銘柄ということで株価は直近の高値から50%以上も下落していますがボーイングやデルタ航空よりはマシです。
というのもトランスダイムの売上でポーイングの占める割合は10%程度でボーイングの影響がめちゃくちゃ大きいわけではないからです。
デルタ航空などの航空銘柄と比較して下げ幅がマシな理由も旅客機のみに製品を供給しているわけではなく、軍用航空機や貨物航空機など世界のほぼ全ての航空機に製品を供給しているからです。
上記の右側の円グラフを見るとアフターマーケットが利益の75%以上を占めています。
これはトランスダイムが航空機の製造数ではなく飛行距離に利益が大きく左右されることを意味します。
コロナの影響で世界各国で入国が制限されているので次の決算はひどい減益になっているでしょう。
しかし、トランスダイムの売上のほとんどはトランスダイムの独占製品で、さらにほとんどの航空機でトランスダイムの製品が使われていることからコロナが終息さえしてくれれば株価は戻ると思っています。
コロナの終息には2年ぐらいかかると予想する人もいるようですが入金力の低い私にとってこれは好都合です。
債務超過ということもあり不景気が長引けば保有していて不安になることもあると思いますがとりあえず最低でも50万円分ぐらいは購入したいと考えています。
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