シスコ・システムズ 2019年Q4決算発表
売上高予想:133.9億ドル
結果:134.3億ドル 前年同期比+6%
EPS予想:0.81ドル
結果:0.83ドル 前年同期比+19%
2019FY
売上高予想:518.4億ドル
結果:517億ドル 前年同期比+7%
EPS予想:3.08ドル
結果:3.1ドル 前年同期比+20%
Q1ガイダンス
売上高予想:132.9億ドル
結果:130.7〜133.3億ドル(前年同期比+0〜2%)
EPS予想:0.83ドル
結果:0.8〜0.82ドル
売上・EPSが予想を上回りましたがガイダンスが予想を下回り株価はアフターマーケットで7.7%下落しています。
売上高内訳
アプリケーションとセキュリティは相変わらず好調なようです。
ただしセキュリティの売上高は予想を下回りました。
ソフトのサブスクの売上比率も前年同期比+12ポイントで順調に高まっています。
粗利益率も良くなっているし、ここまではいい感じです。
米中貿易戦争の影響はやはり大きかった
地域別の売上ではアジアがなんと前年同期比-8%も減少しています。
↑前回の決算でシスコのCEOは関税対策でサプライチェーンの変更をしているので強気でした。
しかし、中国での売上高は25%も減少しました。
現在では中国で入札にも参加できないようです。
さらに世界の景気減速懸念から企業がネットワーク機器への投資を控えていることからガイダンスが予想を下回り株価が大きく下落する結果となってしまいました。
関税対策をしたはいいがそれは中国にとってはいいことではありません。
そんなことするなら中国ではシスコ製品は買わないということでしょう。
私はシスコを保有していましたが昨年に売却しました。
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