ペイパル 2019年Q2決算発表
売上高予想:43.3億ドル
結果:43.1億ドル 前年同期比+12%
EPS予想:0.69ドル
結果:0.86ドル 前年同期比+47%
取扱高(TPV):1720億ドル 前年同期比+22%
アカウント数:2.86億 前年同期比+17%
支払取引数:30億回 前年同期比+28%
ガイダンス(FY)
売上高予想:179.9億ドル
結果:176〜178億ドル
EPS予想:3.03ドル
結果:3.12〜3.17ドル
ガイダンス(Q2)
売上高予想:44.4億ドル
結果:43.3〜43.8億ドル
EPS予想:0.7ドル
結果:0.69〜0.71ドル
EPSは前年同期比+47%と大きく成長し予想を上回るも売上は予想に届かずでした。
さらに売上のガイダンスもドル高の影響や製品統合の遅れにより下方修正したため予想に届かず株価はアフターマーケットで-6%と急落しています。
EPSのガイダンス(FY)は上昇修正しています。
Venmoの成長率はまだ高い
前回の決算でアクティブアカウント数が4000万あることが発表されましたが今回は発表されていません。
VenmoのTPVは240億ドルで前年同期比+70%でした。
240億ドルというのはPaypal全体のTPVの13.9%になります。
上の画像は前四半期のものです。
前年同期の成長率は78%でしたので成長率は鈍化しつつあるものの年間のTPVは1000億ドルを突破予定です。
テイクレートとトランザクションマージンは悪化
テイクレートは前年同期の2.73%から2.5%に悪化しています。
トランザクションマージンは前年同期の56%から54.8%に悪化しています。
まとめ
残念ながら売上が予想に未達&ガイダンス下方修正という結果になってしまいました。
Venmoは高い成長率を維持しているし今後に期待したいですね。
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