最近、私がTwitterでフォローしている投資家たちの中で日本のREITの株価は下がるどころか上がっているとか無風だというのを見て羨ましく思っていました。
そこで私は米国株投資家なので米国の不動産ETFに投資するのはどうだろうか?と考えました。
5月末の相場でも米国株市場が大きく下落する中、REITのクラウンキャッスルやアメリカン・タワーが上昇しているのを見てこういうだらだら下がりそうな相場ではREITはいいのかもしれないと思いました。
私が口座開設しているマネックス証券では米国REITの取り扱いはしていません。
結構前にブラックストーン【BX】の追加のお願いをしたのですがMLPやREITは税金がややこしいらしくだめでした。
マネックス証券で投資できる不動産ETFはブロックロックのIYRとステート・ストリートのXLREとRWRの3つしかありません。
私はその中から経費率が低く、クラウンキャッスルとアメリカンタワーの比率が高いXLREがいいのではないかと考えました。
XLREの運用実績
2015年の10月にできたということで歴史が浅くリーマン・ショックの時にどうなっていたのかは知ることができません。
そこでIYRを確認してみるとリーマン・ショック時の下落っぷりはすごいですね。
まぁ住宅バブルをきっかけに起こったショックなのでこの下落は仕方ないのかもしれません。
米国の不動産市場のことを私はまったく知らないので投資するのならもっと調べないといけません。
XLREのチャートを見る限りでは5月の貿易戦争の影響はあまり受けていませんが昨年の10月と12月はしっかり下落しています。
IYRが経費率が0.43%なのに対してXLREは0.13%とても安いです。
分配金利回りは昨年の分配金で計算すると約3.2%となります。
XLREの組入上位銘柄
私が注目しているアメリカンタワーとクラウンキャッスルは通信タワーREITということで今後のIoTや5Gの恩恵が期待されていることもあり株価は順調に上昇しています。
クラウンキャッスルはビルゲイツ財団が大量に買い増ししているようです。
本当はこの2銘柄に投資したい・・・
組入比率2位のサイモンプロパティグループはショッピングセンターの運営をしているようです。
サイトによってはクラウンキャッスルの比率が2位となっています。
他の銘柄は以下のとおりです。
プロロギス:物流施設の開発・運営
パプリックストレージ:収納スペースのレンタルなど
エクイニックス:データセンターサービス
ウェルタワー:ヘルスケア不動産
エクイティ・レジデンタル:集合住宅
アヴァロンベイコミュニティーズ:集合住宅
デジタルリアリティトラスト:データセンターサービス
まとめ
XLREは経費率も低く、配当もそこそこあるし、セクター分散にはいい投資先かもしれません。
ETF.comやETFdb.comを見る限りでは評価も高いようです。
でも、リーマン・ショック時にIYRの株価が1/3になっているのをみると不景気耐性はあまりないのかもしれないので注意が必要です。
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