IBM 2019年Q1決算発表
売上高予想:185.2億ドル
結果:181.8億ドル 前年同期比-4.7%
EPS予想:2.22ドル
結果:2.25ドル 前年同期比-8%
2019年のガイダンス
EPS予想:13.91ドル
EPS:(少なくとも)13.90ドル
EPSは予想を上回ったものの前年同期比-8%も落ちてしまいました。
売上高も前年同期比で5%近くも落ちていますし予想には届かずでした。為替の影響を除くと-0.9%だったことからドル高の影響が大きかったようです。
2019年通期のEPSは少なくとも13.90ドルと発表されました。
営業キャッシュフローマージンは26.1%で前年同期の24.1%より良くなっています。
部門別売上前年比
Cloud&Cognitive Software
売上:50億ドル 前年同期比-1.5%
Global Business Services Segment
売上:41億ドル 前年同期比±0%
Global Technology Services
売上:68億ドル 前年同期比-7.3%
Systems Segment
売上:13億ドル 前年同期比-11.4%
Global Financing Segment
売上:0.4億ドル 前年同期比±0%
Other
売上:0.4億ドル 前年同期比-19%
今回の決算からセグメント名がいくつか変更されています。
Cognitive Solutions Segment→Cloud&Cognitive Software、Technology Services and Cloud Platform Segment→Global Technology Servicesという変更がされました。
為替の影響を除くとCloud&Cognitive Softwareは前年同期比+2%、Global Business Services Segmentは前年同期比+4%成長しています。
粗利益率はトータルでは1ポイント上昇しています。
まとめ
為替の影響で売上高は大きく下がっちゃったけど、稼ぐ力は衰えていないように見えます。
私はIBMを保有して2年以上経ちましたので売上高のマイナスにはもう慣れてしまいました。
これからはハイブリッドクラウド・マルチクラウドの時代ということなのでレッドハットを買収することで何かが変わることを期待したいと思います。
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