マイクロソフト2019年Q2決算発表
売上予想:325.3億ドル
結果:324.7億ドル 前年比+12%
EPS予想:1.09ドル
結果:1.10ドル 前年比+15%
Productivity and Business Processes
予想:101億ドル
結果:101億ドル 前年同期比+13%
Intelligent Cloud
予想:92.7億ドル
結果:93.8億ドル 前年同期比+20%
More Personal Coputing
予想:130.8億ドル
結果:129.9億ドル 前年同期比+6.8%
売上とMore Personal Coputingはコンセンサス予想に届かずでした。
営業利益率は+2ポイントの32%でした。
営業キャッシュフローは前年同期比+13%の89億ドルでしたがクラウド事業の設備投資が増えたことによりフリーキャッシュフローは前年同期比-2%の52億ドルでした。
この決算を受けて株価はアフターマーケットで2.5%下落。
注目のAzureは成長率を維持
Azureは前年の成長率98%から鈍化していたものの前四半期と同じ成長率76%でした。
ロイターの記事によると現在、クラウドのシェアはMicrosoftのAzureが17%(別の記事では15%)でAmazonのAWSは32%で差はかなり縮まってきてはいます。
いくつか今回の決算の記事を読みましたが市場はAzureに対してもっと大きな成長を期待していたようです。
他ではOffice365、Linkedin、Dynamics365、Xbox software and servicesは前四半期に続き大幅に成長していますがさすがに成長率は鈍化してきています。
MicrosoftはPCベンダーとしてトップ5入りしましたがSurfaceは前年同期比で39%も成長しています。
まとめ
昨年、コンセンサス予想を余裕で上回り続けてきたせいか今年は期待が大きいようですね。
1月はウォルグリーンと大規模な契約を結びましたが、次の決算も注意した方がいいかもしれませんね。
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