Twitterやブログなどでも見かけるのですが最近の暴落(ただの調整?)で不安になったり、株式を売却したりする人が多いようですね。
私が定期的に読んでいるブログやTwitterでフォローしている人達はリーマンショックやITバブルなどの大暴落を経験している人が多いからかブログ・ツイートの内容に余裕を感じます。
約1年前に私の職場に米国株仲間ができたのですが、その同僚(以下Aさん)も最近は自分の保有銘柄に自信が持てなくなっているようで売却を考えているようです。
11月までは自身満々だったAさん
Aさんは「15年で経済的自由を手に入れる」と自身満々な発言をしたり「株価が下がるとうれしい」「この会社はつぶれない」「下がったらいっぱい買える」などの発言をしていました。
こういう発言をしていたので、ここ最近の暴落で私に「いっぱい買い増しできる」と喜んで話しかけてくると少し期待していました。
少し前までは私にスクエア・AMDを購入しようか悩んでいるという相談をしてきたりするなどまだまだ上昇相場は続くと思っている様子でした。
結局、私がAさんには「おすすめしないですけど、買いたければ買えばいいんじゃないですか」という発言をした影響からか、AさんはスクエアもAMDも購入しませんでした。
Aさんの保有銘柄
そんなAさんの保有銘柄ですが、AT&Tとアッヴィ の2銘柄のみです。(保有株数は知らない)
Aさんが売却したいと思っている理由は以下のとおりです。
この2銘柄は私が「こんな銘柄があるよ!」と高配当銘柄を教えて欲しいというAさんに教えた銘柄の中の2つでおすすめしたわけではありません。
AT&Tとアッヴィ を購入しようと思うと聞いて私が知っているリスクは教えました。
そもそも私はAさんに個別銘柄への投資をおすすめしていません。
なぜかというと、私は初めからAさんのことをこの程度の下落で不安になるような人だと判断していたからです。
個別銘柄に投資するなら銘柄研究をしなければならない
そう判断した理由はAさんは飽き性なので銘柄研究はしないだろうなと思っていたからです。
仕事に関してはとても頼りになる人なんですけどね。
やはり、いくら「将来有望な銘柄」「これまでリターンの良かった優良銘柄」「何十年も連続増配を続けてきた銘柄」と言っても銘柄研究をしていないと保有していて不安になるし長期保有は難しいですし、売却するという判断も難しいです。
銘柄研究をしていても不安になることがあるのに・・・
銘柄研究をせずに個別銘柄を長期保有できる人は、その銘柄のサービス・商品のファンか、その企業で働いている人ぐらいではないでしょうか。
投資経験がまだ1年あるかないかのAさんの売却理由は間違いなく「株式投資の勉強」「個別銘柄の研究」などが不足している人の理由です。
市場が連日下落しているからという理由だけで不安になり売却するのならその人は株式投資で成功できないと思います。
そういう人はバフェットがおすすめするS&P500に投資することができても資産を増やすことは難しいでしょう。
私は別に売却するのが悪いとは思っていません。
これまで成功した投資家は長期投資家だけではないですからね。
あのバフェットも何回も何回も保有していた銘柄を売却しています。
ただ、Aさんが売却しようか考えている理由にその人の将来性を感じません。
Aさんは私の影響で米国株投資を始めたので私が米国株投資をしているということを教えたのは間違いだったかもしれないと思ってしまいます。
私は米国市場への投資はかなりの高確率で資産を増やすことができると思っていますが、何の努力も準備もせず資産を増やせるほど世の中そんなに甘くないでしょ!
私は自分のことをまだまだ勉強不足・経験不足だと思っています。
まだ市場サイクルの1/4ぐらいしか経験していませんしリーマンショック級の暴落も経験していません。
なので私はこれからも株式投資について勉強を続けます。
Aさんがこれからも銘柄研究をしないようならVOOやVTIなどのETFに株価を見ずに積み立て投資するか、投資しないことをおすすめしようと思います。
やはり身近な人に投資していることを言うのはよくないのかもしれないですね。
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