レッドハットはIBMが買収を発表してから初めての決算です。
レッドハット 2019年Q3決算発表
売上予想:8.52億ドル
結果:8.47億ドル 前年同期比+13%
EPS予想:0.87ドル
結果:0.96ドル 前年同期比+32%
EPSは予想を大幅に上回ることができましたが、売上は予想を下回りました。
注目のサブスクリプションの売上は7.41億ドルで前年同期比+13%、これは売上全体の87%になります。
IBMはレッドハットの買収で「ハイブリッドクラウド・マルチクラウドでトップベンダーになる」と宣言しているのでサブスクリプションの中でもレッドハットの「アプリ開発関連&その他」の成長はチェックしておいたほうがいいでしょう。
アプリ開発関連のサブスクリプションの売上は2.07億ドルで前年同期比+28%でした。
前年同期の成長率は44%で前四半期の成長率は31%でした。
前年と比較すると成長率は大きく鈍化していますが前四半期と比較すると頑張っていると思います。でも売上はコンセンサスに届かなかったんですよねぇ・・・
クラウドで苦戦しているIBMとハイブリッドクラウドの需要の割には成長がイマイチのレッドハットが組んで大きなシナジーを生むことができるのかちょっと疑問になってきました。
IBMを保有している間(買収するまで)はレッドハットの決算は今後もチェックしていきます。
関連記事です。
直近のIBMの四半期決算を見た感じだと苦戦はまだ続きそうです。
↓↓↓↓↓よければポチッとして下さい。励みになります。