CVSヘルス 2018年Q3決算発表
売上予想:472.1億ドル
結果:472.7億ドル 前年同期比+2.4%
EPS予想:1.71ドル
結果:1.73ドル 前年同期比+15.3%
売上・EPSともに予想を上回ることができました。
薬局サービス部門
売上:338億ドル 前年同期比+2.6%
営業利益:13.4億ドル 前年同期比+1.3%
営業利益率:4% 前年同期比±0
PBM事業を含む薬局サービス部門は薬価の上昇・配達の増加により売上・営業利益は増加しました。
リテール/LTC部門
売上:209億ドル 前年同期比+6.4%
営業利益:43.2億ドル 前年同期比+5.2%
営業利益率:7.1% 前年同期比-1ポイント
リテール/LTC部門は1店舗当たりの処方量が9.2%上昇したことにより1店舗当たりの売上が8.7%増加しています。
フロントストアはコンシューマヘルスケアとビューティーケア用品の好調により1店舗当たりの売上が0.8%増加しました。
しかし、営業利益率は1ポイント悪化しています。
ガイダンス
EPSのガイダンスは前四半期に発表した6.98〜7.08ドルを維持しました。コンセンサス予想は7.04ドルです。
営業キャッシュフローは90億ドル。
フリーキャッシュフローは70億ドルとしています。
【AET】エトナ 2018年Q3決算発表
売上予想:152.5億ドル
結果:154.8億ドル 前年同期比+3.2%
EPS予想:2.83ドル
結果:2.96ドル 前年同期比+20%
買収が承認されたエトナもCVSヘルスと同じく売上・EPSともに予想を上回ることができました。
まとめ
Motley Foolの記事によると、この買収により2年間で7.5億ドル以上のシナジーを生む可能性があるようです。
両社ともにコンセンサス予想を上回る決算ですし私は今後の買収効果に期待しています。
今後、利益率を上げるのはかなり難しいような気もしますがエトナの顧客を独占できると考えると売上・利益も増えるのではと思います。
ただ、競争激化がより進むと思うと不安ではあります。
昨日の記事でも言っていましたが、私はCVSヘルスの売却を検討中で運良く株価は大幅に上昇しましたが結局売却しませんでした。(寝ていたということもありますが・・・)
www.dividend-life-invest.com
売却検討の理由は買収が決まったことにより、これまでのような毎年20%増配や自社株買いをしなくなってしまうからです。
シーゲル銘柄でデフェンシブセクターですので、もう少し様子見しようと思います。
いい銘柄だと思っているので売却を検討しているのに買い増す可能性もあります。
今は売りたくないのに売りたいという状況なんです。
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ピーター・ティールの投資先を見るとCVSヘルスの今後のライバルはAmazonやウォルグリーンではなくOscarやCollective HealthやFowardなどのスタートアップ企業なのではないか?とも思います。
特にForwardは近未来を感じさせますし、コンセプトが病気を治療するのではなく病気を防ぐというのがいいですね。
上場したら投資したい。
Forward // Control the Future of Your Health
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