IBM 2018年Q1 決算発表
売上予想:198.7億ドル
結果:200億ドル 前年比+2%
EPS予想:3.04ドル
結果:3.08ドル 前年比+4%
予想も前年比でもプラスとなりました。
部門別売上前年比
Cognitive Solutions Segment
売上:46億ドル 前年比-1
Global Business Services Segment
売上:42億ドル 前年比+-0
Technology Services and Cloud Platform Segment
売上:86億ドル 前年比+-0
Systems Segment
売上:22億ドル 前年比+23%
Global Financing Segment
売上:4億ドル 前年比-4%
部門別ではSystemsのみ好調でしたが、IBMといえば戦略的分野です。
セキュリティは相変わらず絶好調です。
クラウドも前四半期と比べると売上の伸率が上昇しています。
利益率の高い戦略的分野の売上がやっと売上全体の50%を超えることができました。
来年は今年のようにサーバーの売上が好調とは思えないので、もう完全に戦略的分野がレガシー事業の売上を抜いたと考えていいと思います。
前回に引き続き利益率が全体的に減少傾向なのは気になるところですが、これからは利益率の高い戦略的分野の比率が高くなるので全体の利益率は少しづつ上向くと思います。
7月に入ってからも政府との大きい取引のニュース(オーストラリア・サウジアラビアなど)が出ていることから次の決算も株価が上がるかはわかりませんが期待していいのではないでしょうか。
でも、少し気は早いですが来年は昨年までのようにまたSystems Segmentのせいで減収傾向かなぁ・・・
最近の大きい取引のニュースはほとんどブロックチェーンばかりなのでブロックチェーンが今後どれだけの利益率で売上に貢献できるのかにかかっているのかもしれません。
↓↓↓↓↓よければポチッとして下さい。励みになります。
関連記事