2018年のバロンズ准奨銘柄が発表されてから半年が経ちましたので、その後どうなったのか調べてみることにしました。
2018年のバロンズ准奨銘柄は下記の通りです。
- アライ・ファイナンシャル【ALLY】自動車ローン大手
- アルファベット【GOOG】【GOOGL】
- アンセム【ANTM】医療保険大手
- アプライド・マテリアルズ【AMAT】半導体製造装置大手
- バークシャー・ハサウェイ【BRK.B】
- デルタ航空【DAL】
- エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ【EPD】石油パイプライン大手
- パイオニア・ナチュラル・リソース【PXD】石油・天然ガス生産大手
- USフーズ【USFD】食品流通大手
- フォルクスワーゲン【VOW3】
バロンズ准奨銘柄vsS&P500(IVV)
とりあえずS&P500連動ETFであるIVVと比べてみることにしました。
ALLY vs IVV
IVV +3.3%
ALLY -8.3%
自動車ローン大手であるアライ・ファイナンシャルは2月の頭まで好調だったもののその後は軟調です。
GOOG vs IVV
GOOG +7%
アルファベットに関してはグロース株の意地か6月に入ってからIVVを突き放しています。
ANTM vs IVV
ANTM +8%
医療保険大手(米国2位)のアンセムだけに限らず、どの医療保険銘柄も最近は好調です。
AT&Tのタイムワーナー買収が承認されたので、医療保険銘柄はこれからけっこうおもしろいかもしれません。
AMAT vs IVV
AMAT -7.66%
半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズは5月にディスプレー市場に減速懸念がありゴールドマンサックスが投資判断を「中立」に格下げしたことにより10%も株価が下落したことが響き6月に入っても株価は軟調です。
BRK.B vs IVV
BRK.B -3.8%
バフェット擁するバークシャー・ハサウェイは5月の中旬ごろまでIVVをアウトパフォームしていましたが、その後は軟調です。原因はよくわかりません。
しかし、アマゾンとJPモルガンとの合同会社のCEOが決まったようですね。
今週中にCEOを発表するかもしれません。
バフェットが選んだCEOですから、どんな人物かとても楽しみです。
DAL vs IVV
DAL -1.6%
デルタ航空はこの半年のほとんどの期間でIVVにアンダーパフォームしています。
バロンズの准奨銘柄で2018年も後6ヶ月ありますから今後の追い込みに期待です。
EPD vs IVV
EPD +6.2%
石油パイプライン大手のエンタープライズ・プロダクツ・パートナーズは好調ですね。
世界の火力発電燃料の2割はアメリカと中国になるとも言われていますし、大統領はトランプですから石油パイプラインはこれからおもしろいかもしれませんね。
利回りは6%越えの超高配当銘柄です。
PXD vs IVV
PXD +15.62%
この6ヶ月の間ずっとIVVをアウトパフォームしています。
バロンズも喜んでいるでしょう!
USFD vs IVV
USFD +21.53%
食品流通大手のUSフーズはバロンズ准奨銘柄で最高のパフォーマンスを魅せています。
6ヶ月間でのリターンは21.53%ですが1年間では+32%でこの1年間ずっとすばらしいパフォーマンスです。
気になったので配当を調べてみたのですが配当はしていないようです。
VOW3 vs IVV
VOW3 -7%
車は貿易戦争の懸念の影響が大きいと思うのでこの結果は仕方ありませんね。
現状は5勝5敗
現状は5勝5敗の引き分けですが、バロンズ准奨銘柄ポートフォリオvs IVVなら僅差でバロンズの勝利かな?
もし、トランプが貿易戦争を仕掛けなければほとんどの銘柄がIVVをアウトパフォームしていたのかもしれません。
しかし、そういったことも含めて株式投資ですから私はこの結果を見てやっぱりS&P500はすごいなぁと思いました。
何も考えずにS&P500に投資していればアナリストが時間を掛けて考えた銘柄でポートフォリオを組んでもさほどパフォーマンスが変わらないんですから。
長期でこの10銘柄とS&P500を比べるとかなりの確率でS&P500の方がパフォーマンスもいいでしょうからね。
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