ウォルマート2019年Q1決算発表【WMT】
売上予想:1204.6億ドル
結果:12270億ドル 前年比+4.4%
EPS予想:1.12ドル
結果:1.14ドル 前年比+14%
さすがウォルマートという売上ですね。
4月は例年にない寒さと雨が多かったのに売り上げを伸ばすことができました。
ウォルマートは何年間も連続で米企業の売り上げランキングで第1位です。
売上もEPSもアナリストの予想を上回ることができました。
注目のオンライン販売の増加率
前回もよく伸びていたのですが、予想より増加率が足らなかった為に株価は下落していました。
注目の今回の決算では33%増加したと発表しました。
その後、株価は下落しています。
しかし、この分野はAmazonに買収されたWhole FoodsがPrime会員用の割引を発表しKloger【KR】は英国のオンラインスーパーマーケットであるOkadoとオンライン販売の独占契約を結ぶなどライバル達が様々な手を使ってシェアを伸ばそうとしています。
それでも配当王は間違いなしか
生活必需品セクターであるウォルマートはいくら不景気でも大幅に売り上げが下がるということはないでしょうから配当王(連続増配50年)になることは私は間違いなしだと思っています。
現在、連続増配年数が43年で配当生向が42.5%でまだ余裕がありますし、増配率も低いので大丈夫でしょう!
ヒューマナの買収も気になる
私はCVSヘルスを保有しているのでウォルマートがヒューマナを買収するのかどうかも気になります。
JPモルガンの医薬品アナリストによると(マネックス証券で読めます)トランプ政権のAPF(アメリカの患者ファースト計画)はメディケア・パートB(補足的医療保険)の一部をメディケア・パートD(外来処方薬給付)にシフトさせる可能性があるようです。シフトしたところで影響は限定的としています。
そして、そのメディケア・パートDのシェアは下記のとおりとなっています。
第一位
ユナイテッド・ヘルス【UNH】:23%
第2位
ヒューマナ【HUM】:18%
第3位
第4位
エトナ【AET】:8%
すでにパートナー関係とはいえ、もしウォルマートがヒューマナを買収すると一気に市場シェアの18%を手に入れることになります。
ウォルマートならここでもシェアを伸ばせそうなので気になります。
現在、メディケア・パートDの契約者は4340万人ですので、まだまだ市場規模は伸びそうですし、契約者の支払額も増加傾向です。
保険は利益率こそ低いもののなかなか辞めることができないおいしいビジネスだと思います。
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