私のポートフォリオの40%を占めるIBMの決算発表がありました。
IBM 2018年Q1 決算発表
売上予想:188.4億ドル
結果:190.7億ドル 前年比+5%
EPS予想:2.42ドル
結果:2.45ドル 前年比+4%
予想も前年比もプラスとなりました。
なぜ、アフターマーケットで暴落したのかというと、NYタイムズによるとアナリストの通年の利益予測が13.83ドルだったのに対し13.80ドルだったからのようです。
戦略的分野
今回の決算でもセキュリティが大幅増です。
クラウドもいい感じに増加しています。
クラウドは2017年Q4の売上ではAmazonとMicrosoftを抑えて1位だったようなので今後も期待しています。
セキュリティはおそらくブロックチェーンが含まれていると思うので、ここは当分伸びるのではないでしょうか。
利益率は少しづつ落ちている
前回の決算でも利益率が落ちていたのですが、今回の決算でも利益率が落ちています。
左の数字が2018年で右が2017年です。
私は前回のCVSヘルスの決算後の株価の動きで利益率の大事さがようやくわかったのですが、IBMはファイナンス部門以外は全て利益率が落ちています。
それにしてもコグニティブソリューションの利益率76.3%はすごいですね。
ちなみに2016年は82%だったのですが、たった2年間で6%も利益率が落ちています。
IBMは強力なライバルが多いだけではなく今後も強力なライバルが増えていく一方です。なので今後もこの利益率を維持するのはおそらく無理だと思うのでそれ以上に売上を伸ばす必要があります。
この利益率の減少がアナリストの通年のEPSの予測ミスにつながったのだと思います。
決算発表後にIBMの株価は5%以上下落しています。
しかし、私はIBMをよっぽどのことがないかぎりはHOLDし続けます。
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