ギリアドのHIV治療薬「Biktravy」が2/7にFDAから無事に承認されました。
この新薬はウォール・ストリートのアナリストによると年間売上高のピークは50億ドルになるとしています。
HIV市場は伸びている
また、HIV薬市場は2021年までに400億ドルになるとされていて、ギリアドがその市場で25%のシェアを獲得すると予測されています。
400億ドルの25%というと100億ドルですから、C型肝炎治療薬の依存から脱出できると思われます。
承認直後に訴訟されしまった
グラクソ・スミスクライン【GSK】がギリアドの新薬に対して特許侵害で訴訟を起こしました。
アメリカって本当に訴訟が多い国ですね。
販売中止を求める訴訟ではないようですので、もしかしたらグラクソ・スミスクラインに対して新薬の売上の一部をロイヤリティとして支払うというアメリカでよくあることが起こるかもしれません。
ギリアドのパイプラインは?
現在、ギリアドのパイプラインでフェーズ3のものは5つとなっています。
この5つには患者数が多い関節リウマチとNASHがありますから、まだまだ期待できます。
特に期待されているのがNASH治療薬です。
もし、これが承認されなければ暴落すると思います。
承認されれば暴騰でしょう!
なぜ、私が暴騰すると思うかというと、NASHには現在、治療薬がないからです。
他にもNASHの治療薬を開発中の企業はいくつかありますが有力視されているのはギリアドです。
![]() |
↓↓↓↓↓よければポチッとして下さい。励みになります。
関連記事
先日の決算で配当の10%増配を発表しました。
今回、承認された新薬が1位になっています。
アッヴィ とアムジェンのほうがパイプラインは充実しています。
バイオテクノロジー銘柄は景気に左右されにくいとされています。
しかし、景気に左右されにくいだけで値動きは激しいです。