現地時間2/6、米国株ブロガーに人気がありませんが、私が保有するギリアド・サイエンシズ(以下ギリアド)の決算発表がありました。
実はいつもコンセンサス予想を上回るギリアド
ギリアドってC型肝炎治療薬に売上が依存しすぎているという理由からか、コンセンサス予想はいつも低めに設定されているようです。
そのため、EPSは2015年2月の決算発表からずっとコンセンサス予想を上回っています。売上も2016年はほとんど下回っていましたが、2016年を除いてはコンセンサス予想を上回っていることがほとんどです。
そして、今回の決算発表でも予想を超える決算を発表しました。
EPS予想:1.67ドル
結果:1.78ドル
売上予想:57.4億ドル
結果:59億ドル
こうして見るといい銘柄に見えますよね?
ただ、売上もEPSもC型肝炎治療薬の販売価格の減少により減少傾向にあります。
C型肝炎治療薬に依存してるは薬剤の価格は低くなる一方だと、普通だと手を出しづらい銘柄だと思います。
しかし、私はキャッシュを豊富に持つギリアドなら、買収戦略でこの問題を乗り切れるかもしれないと思い購入しました。
さらに、配当もそこそこあり、増配余力も十分にあり期待されていなかったというのもいいなと思った理由です。
あと、カイト・ファーマを買収したあとグッと株価が急上昇したあと急落したタイミングで私は購入しました。
ただ、やはり長期投資には向いていないのかもしれません。
やはり長期的に考えると少々不安はあります。
ご覧ください。この売上の減少っぷりを!
毎年のように急激に売上を落とされると不安になりますよね。
次にC型肝炎治療薬の売上の落ちっぷりを見てください。
HarvoniとEpclusaがC型肝炎治療薬なのですが、どちらもこの3ヶ月の売上が米国では半分以下となっています。
救いはHIV治療薬のGenvoyaとTruvadaが頑張っているところですかね。
売上が減少しても配当はしっかり増配
今回の決算発表では配当の増配も発表されました。
10%増配で一株あたり0.52ドルから0.57ドルとなりました。
今後もしっかり増配だけはしつづけてほしいです。
欲を言えば毎年、アムジェン【AMGN】ぐらい増配してほしいのですが、これだけ売上が落ち続けていれば、そんなことは言えません。
これからギリアドに期待すること
とりあえず、次のHIV治療薬の承認を得てほしいです。
上の記事でも紹介しましたが、2018年に販売される新薬でギリアドのHIV治療薬が2022年の売上予想ランキングで一位となりました。
あとはNASHですね。
患者数が激増中で現在でも2億人以上の患者がいるとされています。
さらに、もうひとつはカイト・ファーマの買収で得たCAR-T療法「Yescarta」でしょう。2〜3年後には年間売上20億ドル程度になると予想されています。
ギリアドは遺伝子プログラミングのスタートアップ企業セルデザインも買収しましたから今後の新薬開発のスピードにも期待したいと思います。
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今後も買い増しして配当を増やしていきます。
私の大好きなドラマです。
シーズン2、第2話「勇敢な少女」はとても感動します。
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