最近、デジタルヘルスケアに興味を持ったためいろいろ調べていたんですが、実はアップル【APPL】にはヘルスケアでも絶大なブランド力があることがわかりました。
米国の医者の85%がアップルのデバイスを使用している
アップルのスマートフォンの世界シェアは11%なのですが、驚くことに米国の医者のシェアはなんと85%なのです。
アップルは「Researchkit」と「Carekit」という医療アプリのプラットフォームを公開したことによりヘルスケアでのブランド力を高めています。
これら2つのキットを発表したときスタンフォードヘルスケアの心疾患部門は、長期臨床試験の被験者を1日で1万人以上も集めました。普通は臨床試験に1万人に参加してもらうためにはアメリカの50の病院で1年かかります。
さらに、これら2つのキットを使ったアプリ開発者も莫大な人数がいることがわかりました。今後の医療アプリには期待大です。
apple watchはまだまだ売れる
CVSヘルスが買収する保険会社のエトナでは従業員50000人がapple watchを使用しており、さらにエトナの顧客2300万人に会員特典としてapple watchを提供しています。
米国の病院ではアップルのIOSデバイスが大量に使用されています。
例えば、米国の優れた病院の1つと言われるメイヨークリニックではIOSデバイスが1.5万台も使用されています。
applewatchはすでにヘルスケアウェアラブルデバイスとして圧倒的な地位を手に入れていて健康な体を手に入れたいと思う人も医療関係者の多くもアップル製品を使用しています。
これはまだ米国内だけの話なので、今後apple watchは世界的にまだまだ売れるはずです。
昨年9月に発表されたapple watch3はスマートフォンなしでも通信できるようになったので普及スピードはもっと早くなるかもしれません。
apple watchがIPhone並みに売れてもおかしくありません。
アップルのIOSデバイスは医者になる
アップルはエピックという1.9億人の電子カルテデータを持ち医療機関でも多くのサービスを提供している企業と提携し、患者が自分の健康情報へアクセスできるようにもしていてIBMともヘルスケアの分野で提携しています。
この3社が手を組むことで、アップルのデバイスでエピックの電子カルテにアクセスしIBMのワトソンヘルスで診察を受けることができるようになるはずです。
もはや、アップルのモバイルデバイスは医者です。
アップル株がほしい
実は私はアップルを購入しようか、とても悩んでいた時期がありました。
結局、前回の決算で株価が大幅に上昇したことと情報技術セクターばかりになることから購入はやめたのですが、やっぱりアップル株がほしいですね。
セクターが偏るのはよくないので、情報技術セクターの中から1番保有率が低いシスコ【CSCO】を売却しようかとも考えたのですが、売却したくありません。
なので、気長にチャンスを待つことにするのか、それとも‥
やっぱり高配当株も欲しいんですよねぇ。
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↑の書籍でデジタルヘルスについて様々なことを知ることができました。
この記事の内容のいくつかは本書に書いてあることです。
製薬企業も医薬品を売るだけでなく「サービス」を売るようになっていることがわかりました。
今後は製薬企業がIT企業と提携するだけではなく、製薬企業がIT企業を買収する時代がくるのかもしれません。
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