これまで私は配当再投資戦略でミリオネアになった投資家を5人紹介しましたが、みんな慈善事業や医療関係の団体、学校などに寄付しています。
5人に限らず他の投資家も寄付しています。
それも莫大な資産をです。
「なぜなのか?」
と誰もが思うはず。
亡くなった際に寄付しているので税金対策ではありません。
全額、愛する家族や親族に遺してもいいはずです。(家族がいない人もいましたが‥)
そこで、私なりに理由を考えてみました。
私が思う配当再投資でミリオネアになった投資家が寄付をする理由
- 家族に全額を遺すのは、家族の金銭感覚をおかしくすると思ったから
- 米国人の国民性
- 社会のおかげでミリオネアになれたと思っていた
1.家族に全額を遺すのは、家族の金銭感覚をおかしくすると思ったから
1は、そのままなのですが、やはりどんな人でも急に莫大なお金を手に入れたら金銭感覚がおかしくなると思います。
宝くじでお金持ちになった人が人生を狂わすことが多いとか、プロスポーツ選手が現役引退後に自己破産するとか、急にお金持ちになった人はお金をすぐに無くす人が多いように思います。
配当再投資でミリオネアになった人たちは低年収で倹約家の人が多いので、金銭感覚がどれだけ大事なことかわかっているので親族にはあまり遺さなかったのだと思います。
2.米国人の国民性
どうしても寄付するというとクローズアップされるのが大富豪になりますので、大富豪しか寄付していないと思う方もいるかもしれませんが、カンブリア宮殿で話題となったレオス・キャピタルワークスの藤野英人さんによると、実は米国人は年収に関係なく米国人の3人に2人が寄付しています。
しかも、1人当たりの年間寄付額は13万5000円だそうです。
ちなみに日本人は3人に1人が寄付していて、1人当たりの年間寄付額は2500円だそうです。
東日本大震災の時は1人当たり5000円で「日本人は公共心がない」と世界で公表されているそうです。↓↓↓は藤野さんへのインタビュー記事です。
3.社会のおかげでミリオネアになれたと思っていた
3は、自分の投資の実力でミリオネアになったというわけではなく、株に投資することで社会のおかげでミリオネアになれたと考えるようになったのだと思います。
というのは、自分がどれだけ仕事を頑張っても100万ドル以上も稼げる人はごく少数であり、株を通して社会に投資することで回り回って自分をミリオネアにしたからです。
そう考えれば
「社会のおかげでミリオネアになれたのだから社会に還元しよう」
「困っている人を助ける団体に寄付しよう」
とするのは納得がいきます。
「ペイ・フォワード」
みなさんは「ペイ・フォワード」という言葉をご存知でしょうか?
「ペイ・フォワード」とはある人から受けた善意をその人に返すのではなく、他の人に善意ある行動をすることで善意を繋げていくという意味があります。
私の好きな映画のひとつ「ペイ・フォワード 可能の王国」では主人公の少年トレバーが社会の授業で先生から
「世界を変えるためには、どうすればいいだろうか?」
という問いに対してトレバーがこの「ペイ・フォワード」を提案し自ら実践することで世界を良くするために奮闘するという話です。
配当再投資戦略でミリオネアになった人たちは、まさにペイ・フォワードをしたのだと私は思っています。
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