現地時間1/18にIBMの2017/Q4の決算発表がありました。
EPS
予想:5.17
結果:5.18
売上
予想:220億3000万ドル
結果:250億ドル Y/Y +4%
どちらもアナリスト予想を超えることができました。
そして、ようやく22四半期連続減収で記録を止めることができました。
続いて気になる戦略的分野は前年比で14%増加の年間売上111億ドル。
クラウドは前年比で27%増加の年間売上55億ドルとなりました。
そして今四半期もセキュリティ分野の伸びが凄まじく前年比で127%増加の売上15億ドルでした。年間では54%増加の売上32億ドルでセキュリティ分野はまだ規模が小さいですがこれからもどんどん成長しそうですね。
さらに、CEOのロメッティは
「IBMはブロックチェーンビジネスにおいてリーダーの地位を確率した」
とコメントしていますが、ブロックチェーンはセキュリティ分野なのだろうか?
2018/Q1でも売上の成長が見込めるとアナリストはすでに予想しています。
しかし、IBMの株価はアフターマーケットで一時的に4%以上も下落しました。
これは新しい税法を反映した結果、一時的な費用として55億ドルも発生したからです。
これにより通年のEPSは非GAAPでは13.80ドルだったのに対しGAAPでは6.14ドルと半分以下のEPSとなります。
さらに、今回の決算は新しいメイフレームが好調だったことから減収が止まりました。ということはIBMはまだまだレガシー事業に頼っていることになります。
なので、IBMにはまだまだ不安が残る状態であり油断できません。
IBMにはより早い戦略的分野の成長が必要となります。
私としてはポートフォリオのIBMの比率が高いので、IBMは売却せず保有しつづけますが、今後もIBMに振り回されないようにIBM以外の銘柄への投資を進めていきます。
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