とうとうこのシリーズもパート5になりました。
探せば、いろんな成功者が出てきます。
今回、紹介するのはウォルグリーン【WBA】のみに投資することでミリオネアになったラス・グレメルという男性です。
ラス・グレメル(Russ Gremel)
約70年前、ラス・グレメル(以下、グレメル)はシカゴに拠点を置く、薬局チェーンのウォルグリーンに約1000ドル投資しました。
グレメルがウォルグリーンに投資した理由は下記の2点でした。
- 人々はいつも薬を必要としている
- 女性はいつも化粧品を必要としている
その後、ウォルグリーンは成長し続け90年代後半にはグレメルが保有していたウォルグリーンの評価額は200万ドルを超え保有株数は2.8万株以上になっていました。
200万ドルを超えるほどの資産を手に入れたグレメルは現金化することなく、そのまま保有し続けました。
しかし、そのころ、「このお金を何かに使うべきだ」と考えるようになり、ウォルグリーン株を自然環境保護を目的とする団体の全米オーデュボン協会に寄付しました。
また、グレメルは45歳という若さでアーリーリタイアを実現しています。
2017年の時点で98歳ということなので、1964年にアーリーリタイアしたことになります。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス【WBA】
グレメルが投資したウォルグリーンは、その後、買収などを経て会社名をウォルグリーン・ブーツ・アライアンスとしています。
ライバル会社は同じ薬局チェーンのCVSヘルス【CVS】です。
記事作成時点では
株価:61.20
配当利回り:2.93%
となっています。
ウォルグリーンの連続増配記録は42年で配当性向は29.5%とまだまだ余裕があるため配当王(連続増配50年)になることができそうですね。
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このシリーズについて
このシリーズももうマンネリ化してきましたので、パート5で一旦終了とします。
実は他にもケロッグ【K】のみに投資してミリオネアになった人や、ユナイテッド・パーセル・サービス【UPS】のみに投資してミリオネアになった人など、たくさんの成功者を見つけることができました。
パート5まで記事にすれば、これまで投資に興味が無かった人にも配当再投資による複利の力がどれだけ大きいものか伝えることができたと思いますので、私としては満足しています。
また、現在、配当再投資戦略を実践している人にとっては
「私の投資戦略は間違ってなかった。自分よりも低い給料の人が何人もミリオネアになっているのだから私もミリオネアになれる」
と、思っていただけたのではないでしょうか。
他にも配当再投資戦略でおもしろいなと思う成功者を見つけることができれば、いずれ紹介しようと思います。
この記事は下記の記事を基に作成しています。
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