「配当再投資でミリオネアになったのはロナルド・リードだけじゃない」シリーズもパート3となりました。
今回はフリーターの方にも夢を与えるサクセスストーリーを紹介します。
ポール・ナボーン(Paul Navone)
ポール・ナボーンは非常に貧しい家庭に生まれ、高校も行かず16歳からニュージャージー州のガラス容器工場の品質管理官として60年以上働きました。(陸軍に2年間徴兵されていた時期もあります)
気になる初給料はなんと時給75セントで、何年働いても時給は11ドルを超えることはありませんでした。
そんな彼はユーティリティ株(電気・ガス・水道)のいくつかに投資し配当は再投資し続けました。
彼は結婚もせず、旅行にも行かず、ただただ配当を再投資続けました。
彼は本を読んだこともなく、毎日、新聞を読み唯一の楽しみは音楽を聴くことでした。
配当再投資戦略を続けた結果、彼は何百万ドルという資産を築き、2つの学校に合計200万ドルも寄付しました。
「なぜ、そんな倹約してまで投資するのか?」
と言う質問に対し彼は
「私が投資するのは人々の生活を豊かにするためだ」
と言ったそうです。
ポール・ナボーンの投資戦略に思うこと
彼はずっとユーティリティ株に投資していましたがジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」によると公益セクターのリターンは9.52%と下から2番目でした。
公益セクターは配当利回りが高い銘柄が多いですが、他のセクターにも投資していれば、もっと大きな資産を築くことができました。
しかし、言い換えればリターンが低い公益セクターに投資しても、配当再投資戦略をすることで大きな資産を築くことができるということが証明されたことになります。
この記事は下記の記事を基に作成しています。
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